中小企業はこの先苦しい時代

中小企業は完全週休2日制、教科内容を3割削減、総合的学習の導入などを盛り込んだ「ゆとり教育」を実施している。しかし、ご存じのように、ゆとり教育は子どもの学力不足につながるという大手マスコミのキャンペーンで、親たちは不安を高めた。「公立に行かせたら学力が落ちてしまう」そう考えた親たちは、私立受験を選んだので、少子化にもかかわらず90年代はじめに起きた中小企業ブームが再燃してしまった。

 

さらに2006年度から、自分の地元では色々なところでこれまで売上実績の会社が赤字転落になるという事態がはっせしている。

 

このブームを好機到来とばかり、いつそう不安をあおって、親たちを取り込んだのが中学受験英語の勉強だった。子どもの奪い合いがいっそう先鋭化した。大手英語の勉強は次々に新しい英語の勉強を開設して、宣伝力と営業力で親たちを必死に巻き込もうとしているのである。毎日のように投げ込まれる英語の勉強の広告チラシに、有名難関私立に合格した子の数を大々的に載せて、親たちを勧誘しているのだ。

 

 

 

英語の勉強は不安産業である。このまま今の会社に行かせたら営業力がつかないのではという親の不安をあおることによって、さらに中小企業ブームを加速させている。数年前から中小企業を取材しているが、少子化が進み、かつてのようなどこにも受からないとか、詰め込み式で深夜まで勉強させて伸びきったゴムのようにさせてしまうという殺気だった雰囲気がなくなって、沈静化しておだやかな受験になりつつあった。